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2014年6月 4日 (水)

【厳選過去問/択一】労働基準法 H 21‐6 【休憩・休日】 重要度:A

問 労働基準法に定める休憩及び休日に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

A 使用者は,労働者が事業場内において自由に休息し得る場合であっても,休憩時間中に外出することについて所属長の許可を受けさせてはならない。

B 使用者は,所定労働時間が5時間である労働者に1時間の所定時間外労働を行わせたときは,少なくとも45分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

C 建設の事業の事業場においては,所轄労働基準監督署長の許可を受けなければ,労働者に一斉に休憩を与えなければならない。

D ①番方編成による交替制によることが就業規則等により定められており,制度として運用されていること,及び②各番方の交替が規則的に定められているものであって,勤務割表等によりその都度設定されるものではないことの要件を満たす8時間3交替制勤務の事業場において,使用者が暦日ではない,継続24時間の休息を与えても,労働基準法第35条の休日を与えたことにはならない。

E 就業規則に休日の振替を必要とする場合には休日を振り替えることができる旨の規定を設けている事業場においては,当該規定に基づき休日を振り替える前にあらかじめ振り替えるべき日を特定することによって,4週4日の休日が確保される範囲内において,所定の休日と所定の労働日とを振り替えることができる。

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【解説・解答】

A 誤 労働者が事業場内において自由に休息し得る場合には,休憩時間中に外出することについて所属長の許可を受けさせることは,必ずしも違法にはならない(昭23.10.30基発1575号)。

B 誤 使用者は,労働時間が「6時間を超える」場合でなければ,労働者に休憩時間を与える必要はない(法34条1項)。

C 誤 建設の事業の事業場においては,所轄労働基準監督署長の許可ではなく,「労使協定」があるときでなければ,労働者に一斉に休憩時間を与えなければならない(法34条2項,法40条1項,則15条1項,則31条)。なお,当該労使協定については,行政官庁への届出を要しないこととされている。

D 誤 本肢の要件を満たす8時間3交替制勤務の事業場において,使用者が暦日ではない,継続24時間の休息を与えた場合には,労働基準法35条の休日を与えたこととなる(昭63.3.14基発150号)。

E 正 本肢のとおりである(昭63.3.14基発150号)。なお,就業規則に定める休日の振替規定により休日を振り替える場合,当該休日は労働日となるので休日労働とはならないが,振り替えたことにより当該週の労働時間が1週間の法定労働時間を超えるときは,その超えた時間については時間外労働となり,時間外労働に関する36協定及び割増賃金の支払が必要である(昭22.11.27基発401号,昭63.3.14基発150号)。

正解 E

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